【YJキャピタルコーチングプロジェクトのパートナー】 コーチ・エィ社とはどんな会社?
YJキャピタルでは、出資先支援の一環として”コーチング”に全力投球しております。これまで、私たちが、株式会社コーチ・エィと共同プロジェクトを組んで、スタートアップのCEOにコーチングを提供していることについて発信してきました。今回の共同プロジェクトは、ZHDの川邊健太郎さんが、2013年からコーチ・エィのコーチをつけているというご縁もあってスタートしたものです。【YJキャピタル×コーチ・エィ】スタートアップ向けコーチングプログラムの活動報告YJキャピタル株式会社のプレスリリース(2020年11月4日 18時00分) YJキャピタル×コーチ・エィ スタートアップprtimes.jp
YJキャピタルの出資先の更なる成長を支援するために、コーチ・エィさんにお願いして、弊社の出資先であるdely株式会社(以下、dely)、株式会社Lang-8(以下、Lang-8)、Repro株式会社(以下、Repro)、ココン株式会社(以下、ココン)、株式会社ヤプリ(以下、ヤプリ)の代表にコーチ・エィさんのコーチが伴走されました。
経営者のコーチが多数在籍する「コーチ・エィってどんな会社?」と思っている方もいらっしゃるのではないかと思い、今回は、YJC大久保からコーチ・エィの學原さんにお話を聞いてみました。
プロのコーチが多数在籍。世界最大規模!?のコーチング・ファーム
Q (YJC大久保)コーチ・エィさんは、コーチがたくさんいらっしゃる印象がありますが、何人くらいいらっしゃるのですか?
現在、東京、ニューヨーク、上海、香港、バンコクと世界5拠点でサービスを展開しており、約120名が正社員としてコーチをしています。グローバルでみても個人で活動しているコーチがほとんどなので、私たちのような規模でファームとしてコーチングサービスを提供している企業はあまり例がありません。日本だけでなく、世界的にもかなりめずらしい存在なのではないかと思います。
Qコーチ・エィさんが、組織としてコーチングを提供しているのはなぜですか?
いくつか理由があります。
ひとつは、コーチ一人ひとりが常にコーチ力を高める環境をつくることで、より効果的なコーチングをお客様に提供するためです。それぞれのコーチが自らの体験を持ち込み、クライアントにとって常に質の高いコーチングを提供できるよう、互いに切磋琢磨しています。全コーチに向けたトレーニングもありますし、時には海外のコーチを呼んでトレーニングするほか、お互いにコーチし合うなど、日常の環境がコーチとして学び合う場となっています。
もう一つは、チームベースト・コーチングです。コーチングというと、個人の能力開発のイメージが強いかもしれませんが、コーチ・エィは組織変革のパートナーとしてコーチングを提供しています。組織変革のために、CEOだけでなくCXOや部課長層の方々にもコーチをさせていただいています。お客様の組織変革の支援のために、我々コーチ・エィでチームを編成し、チームとしてパフォーマンスを発揮するために「クライアントにとっての成功とは何なのか」「クライアントの開発ポイントは何なのか」「我々は何をコーチすべきなのか」ということを話し合います。この連携ができるのは、同じ組織にいるからこそできることと我々は考えています。
全員が共通した哲学をベースにしたコーチングを提供できることも、コーチ・エィが組織であることの強みだと思います。
コーチング専門の『コーチング研究所』によって効果を可視化
Q 我々も今回のプロジェクトでコーチングを学び、スタートアップ企業の方々をコーチをしていますが、そんな中でよく聞かれるのですが、コーチングの成果についての測り方です。コーチ・エィさんではどのように考えていますか?
私たちの会社には、「コーチング研究所」というコーチングやコミュニケーション、リーダーシップに関して専門に研究する部隊があります。コーチングって、どうしても目に見えないじゃないですか? 創業当時から、コーチングを体験した人たちから好意的な声を聞くことは多かったのですが、単なる「よかった」という感想だけだと、主観的、定性的な評価でしかない。ファウンダーの伊藤は創業してすぐの頃から、コーチングの価値を世の中に理解してもらうためにも、「何がよかったのか」「どうよかったのか」を検証し、成果として測定してく必要があると考えていたと聞いています。また、個人の体験としてではなく、ビジネスにどういう影響を与えたかというビジネスインパクトも見せていく必要がある。そこで、2005年頃から成果の測定指標などを作り始め、2008年に「コーチング研究所」を設立しました。
規模だけじゃない。コーチングの歴史も日本一
Q コーチ・エィさんが、コーチングを事業として始めたのはいつ頃からですか?
私たちは、1997年にコーチ・トゥエンティワンとして創業しました。当時は「コーチ」というと、革製品ブランドの「コーチ」と間違われるような状況だったと創業当時からいる社員から聞きます。それから20年経って「コーチング」がこれだけ世の中に認知されるようになったというのは、本当に大きな変化です。当時はインターネット黎明期で同じ頃に、ヤフー・ジャパンさんや楽天さんも設立されていますよね。インターネットが普及し始めた頃だったのも、コーチ・エィの設立には深く関わっているようです。
Q そうなんですか? インターネットとコーチングの関係? それはどういうことですか?
ファウンダーの伊藤が「アメリカでは『コーチ』という新しい仕事が生まれているらしい」という情報を耳にしてインターネットで調べ、アメリカのコーチ・ユニバーシティ(現 Coach U, Inc. 2019年にコーチ・エィが買収)にメールを送ったのが始まりだからです。それから Coach U(コーチ・ユー)とライセンス契約を結び、翌1997年からサービスを開始しました。インターネットがなかったら、コーチングが日本に入ってくるのも、もっと遅かったかもしれません。
Q 当時から、今のような経営層向けのエグゼクティブ・コーチングや組織開発のためのコーチをされていたのですか?
いいえ、最初はプロのコーチを目指したいという人に向けたトレーニング・プログラムを提供していました。そんな中で「コーチングスキルは、一般企業でもマネジメントスキルとしてのニーズがあるのでは?」と考え、1999年頃から企業向けに1日とか半日のコーチング研修をつくり、企業向けに営業を始めたんです。マネジメント研修の一環として、今は当たり前のように存在する「コーチング研修」も、実はコーチ・エィが始めたものなんですよ。僕自身、その頃は在籍していたわけではないですが、歴史をつくってきた会社なんだなあと思います。
その当時から、経営者や企業のマネジメント層に対する1対1のコーチングにも力を入れていきました。また、個人向けのコーチング・スクールも、ビジネスシーンで使えるコーチングを想定してカリキュラムを作り直しました。
コーチ・エィでは当初からコーチングには組織を変えていく力があることを感じていましたが、だんだん研修を通じてコーチングスキルを「教える」だけでは、起こせる変化に限界があると考えるようになっていきました。そこで2011年から、エグゼクティブ・コーチングを含む、システミック・コーチング™というコンセプトに基づくサービスに特化するようになり、現在に至っています。
(YJC大久保)學原さん、ありがとうございました。僕自身知らないことばかりで大変参考になりました。僕たちが今コーチとして出資先を支援するために取り組んだコーチ・エィさんのプログラムについても20年の歴史からできあがったものなのだなと感心しました。
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