新メンバー紹介:内丸拓
みなさん、はじめまして!Z Venture Capital(ZVC)の内丸です。
2022年5月1日付で入社しましたので、自己紹介をさせて頂きます。
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京都大学工学部、同大学院情報学研究科修了後、General Electric(GE)を経て、経営共創基盤(IGPI)に参画。GEではヘルスケア/ エネルギー/ オイル&ガスの事業部門において経営企画・管理業務に携わり、IGPIではスタートアップから大企業までの幅広いフェーズの企業に対して事業成長/ 新規事業創出/ 事業再生の支援に従事。2022年5月よりZ Venture Capitalに参画
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ギターと研究に明け暮れた学生時代
建築家だった父親、デザイナーだった母親との間に、福岡で生まれました。
生まれて間もなく母親の留学についていく形で渡英し、小学校入学前に京都に戻ってきます。
出身はどこかと聞かれるといつも回答に迷うのですが、小中高大と京都に住んでいたため、地元は京都です。
幼少の頃からロボットを作りたいという思いがあったので、大学では工学部機械系に入学します。
しかし、なかなか勉強に身が入らず、1~3回生(年生)まではバンド活動と映画鑑賞と飲酒にほとんどの時間を費やしました。
ピーク時は、授業に出席せず1日平均4本の映画を見ながら、ギターの練習をするという夢のような学生生活を謳歌しておりました。
学部時代は勉強をあまりしてこなかったのですが、研究室に配属されてからは研究にのめり込み、製造業向けのデータ解析・アルゴリズム開発に寝る間を惜しんで取り組みました。
スキルとメンタルを極限までストレッチさせられたGEでの日々
研究活動はとても面白く、そのまま博士課程に進むことも検討しましたが、ビジネスに対する興味が捨てきれず、いわゆる“文系就職”をしました。
数多ある企業の中でも、私のバックグラウンドであるデータ分析×機械の領域で、当時 “最先端”の企業の一つであったGeneral Electric(GE)にご縁もあり就職します。
GEでは、ファイナンス(経営企画・管理)領域における幹部を育てるリーダーシッププログラム(Financial Management Program:FMP)に採用され、ヘルスケア/ エネルギー/ オイル&ガスの事業部をローテーションしながら、グローバル水準の経営企画・管理やリーダーシップを学べたのはとても貴重な体験でした。
入社2週目でアジア太平洋CEOの通訳を任せられたりと、“ストレッチ”と呼ばれる無茶ぶり文化があり、並大抵のことでは物怖じしない鋼のメンタルが鍛えられたと思います。
また海外出張も多く、グローバル水準の飲みにケーションに自信がついたのもこの頃でした。
“経営の総合格闘技”を求めてIGPIへ
GEのFMPを終えてから再度GE社内で就職先を探す必要がありましたが、プログラムを通して会社を変えるには経営企画・管理の枠に収まらず総合格闘技的な能力を身に着けていく必要があることを感じていました。(当時の考えの浅さが恥ずかしいですが…)
そのような課題感からGE社内のみならず社外のポジションも同時並行で模索し、その中で出会った「経営の総合格闘技」を標ぼうする経営共創基盤(IGPI)に最終的に転職を決めました。
IGPIは産業再生機構をルーツに持つ事業再生に強みのある日本のコンサルファーム/投資会社であり、3年半の在籍中に新規事業/戦略策定/組織変革/企業再生/スタートアップ支援等、フェーズや規模感が異なる様々なプロジェクトに携わる機会を頂きました。
IGPIでは、GEで伸びきっていた鼻を思いっきりへし折られ、イチからプロフェッショナルとしての能力/マインドセットを叩き込まれました。
顧客へ貢献するためには一切の妥協を許さず「できることを徹底的にやり切る」という姿勢は骨の髄までしみ込んでおり、今でも私の仕事のスタンダードとなっています。
このような仕事のスタンスのため、睡眠を削りながらもド根性で乗り切ったことは数知れず、並大抵のことではダウンしない鋼の体力が鍛えられたと思います。(※大昔の話であり今はホワイトな会社です)
老舗企業の創業者とお会いした初日に「ぼうや」と呼ばれつつも、そこから徐々に参謀としての信頼を勝ち得たのは非常に印象深い経験でした。
起業家に最も頼られるベンチャーキャピタルへの挑戦
IGPIでの仕事に少し慣れてきた際に、ふと自分のライフワークを考え直しました。
振り返ると、親友は起業家で、母親も起業しています。壁打ち相手になることも多く、そこに喜びを感じていました。仕事として起業家の支援をしたいと考えたのが、ベンチャーキャピタルという仕事に興味を持ったきっかけでした。
その中で、出会ったのがZVCでした。アーリーからレイターまでオールラウンド投資ができる国内有数のファンドでありつつ、何よりYahoo/LINE/PayPay等といった巨大なプラットフォームとの連携も可能です。
「起業家に対してどの程度貢献できるか」という視点で考えた際に、ZVCほど可能性が無限大に広がっているベンチャーキャピタルはないと思い、入社を決意しました。
最後に
ZVCでは主にコマース領域を担当しておりますが、他の全領域もサポートしていきます。
また、ZVCからの出資だけでなく、Zホールディングスとの連携についても窓口となりますので、広く皆様からのご連絡をお待ちしております。
“起業家ファースト”を信条に皆様をご支援して参りますので、これからどうぞよろしくお願いします!