イベントレポート「PayPay Accelerator Program LIVE ~PayPayスーパーアプリ構想とアクセラレータープログラムを爆速理解!~」
今日は、オンラインイベント「PayPay Accelerator Program LIVE ~PayPayスーパーアプリ構想とアクセラレータープログラムを爆速理解!~」のイベントレポートをします。
11月18日(水)19:00から、第二弾のイベントとして「PayPay Accelerator Program LIVE第二弾!〜PayPayプロダクトチームによる開発者向け説明会〜」も行います。
ご興味ある方はぜひ以下のリンクからお申し込みください!
https://paypay.zoom.us/webinar/register/WN__TX15LmJTCu7KnmtxeoFnQ
PayPayについて
PayPayは生活に寄り添ったサービスの拡充を目指しており、ミニアプリを拡充することでスーパーアプリ化を目指しています。
事業者のメリットは、PayPayのアプリから会員情報の登録などをスキップし、決済もPayPayを利用することで、より良いユーザー体験を提供可能な点です。副次的に、ネイティブアプリのダウンロードをしなくても良い、というメリットもあります。
ミニアプリを提供するパートナー企業へのメリットは、
① PayPayユーザー3,300万人の送客
② ユーザー情報の許諾取得が容易
③ ネイティブアプリと同じ体験をPayPayアプリ上で実現
④ 導入難易度の高い決済システムを、ミニアプリ上でなら簡単に連携可能
の4つが挙げられます。
ミニアプリの仕様は、このよう(以下図)になっており一貫性のあるユーザー体験を提供するため、共通のコンポーネントを利用しています。
仕様については、PayPayエンジニアから第二回のイベントでも紹介予定なので、ぜひご参加ください。
ミニアプリ事例では、DiDiや、PayPayモール・フリマなどから始まり、ボーナス運用、個人向けローン、コロナ禍での感染防止の一環として、事前購入形式のPayPayピックアップやUber Eatsをサービス開始しました。
PayPayミニアプリの実績としては、ボーナス運用は累計160万人まで利用者が増加。PayPayピックアップも、登録店舗数はサービス開始からわずか100日で登録店1万店を突破。
ミニアプリ拡充のために、情報をオープンにし、革新的なサービスを一緒に作り上げていくために、様々な支援を行っていきたいと考えています。PayPay for Developersへの情報一般公開や開発体制の支援などを継続的に行っていきます。
PayPay Accelerator Programについて
PayPay、YJキャピタル、East Venturesの3社で、PayPayミニアプリ開発を通じたスタートアップ企業の成長を支援するアクセラレータープログラム「PayPay Accelerator Program」を共同運営していきます。
YJキャピタル、East Venturesの2社は、投資実績はもちろん、共同運営のCode Republicというシード向けアクセラレータープログラムの運営実績があります。
PayPay Accelerator Programでは、1月から4月にかけてプログラムを行い、最終的にPayPay役員陣に行うDemoDayで採択されれば、正式にミニアプリとして掲載されることになります。
参加企業には、以下4つの価値提供ができると考えています。
1.スタートアップ及びミニアプリの成長を加速するノウハウ
2.ミニアプリ実装に必要な技術支援
3. PayPayの持つ資産(ブランド、ユーザー、加盟店、決済ソリューション)
4. ZHDグループ、大企業、投資先企業、エンジェル・VC等のネットワーク
そのために、以下のようなプログラムを予定しています。
皆さんからのご応募をお待ちしています!
Q&Aのコーナー
・映画館や、施設チケット系のミニアプリの事例は中国にもあるが、そうしたミニアプリもニーズはありますか?
→
中国ミニアプリなどでも、映画館など施設チケット事例あると思うので、国内でもできると面白いと思います。
・ミニアプリパートナーのメリットは?
→決済など、より良いユーザー体験をPayPayというスーパーアプリを活用して提供できることです。
・ミニアプリをどのくらいの期間でどの程度増やしていきたいですか?
→たくさんが理想です(笑) 数を増やす施策の一つとして、PayPay for Developersも開始しました。
・PayPayですでに実施している、デリバリー系などのサービスは競合になる?
→ユーザー視点で見たときに、同じデリバリー系のサービスだったとしても、現在のサービスにはない付加価値、ニーズが提供できる可能性はあると思う。むしろ野心としては、競争してより良いものを作りたいと思う部分もあります。
・アーリーステージの定義は?
→一緒に革新的サービスを作っていくパートナーを前提として、シリーズA以前のスタートアップを対象としています。
・既存の事業とは別の事業でエントリーしても大丈夫でしょうか?
→問題ありません。
・応募時のピッチ資料はどんなことを書くべきですか?
→応募フォーム記載の項目を参考に作成ください。事業の説明に合わせて、PayPayと掛け合わせると、どんなサービスメリットが生まれるのか?を書いてもらえるとありがたいです。
・プログラムは基本的にオンライン上で行われますか?
→すべてオンライン前提でのコンテンツを想定しています。
・中国のミニアプリやSNSを提供しているアプリと比較してPayPayはどうなのか?金融系だとどう伸びるのか?
→中国だとWeChat、Alibabaがミニプログラムとして規模が大きいですが、PayPayは変にこだわらず、良いものは取り入れ、日本のユーザーに便利なサービスを作っていければと考えています。
・PayPay for DevelopersよりもPayPay Accelerator Programの方が、優先的にリリースできるといったことなどはありますか?
→特にそういったことはありません。
・資金調達していない会社でも参加できますか?
→出資を前提としたプログラムではないため、プログラム中の資金、事業運営が可能であると判断した企業であれば参加可能です。
・別会社を作ったうえでの参加は可能でしょうか?
→基本的に可能ではありますが、プログラムに集中いただきたいので、自社サービス開発に注力していただくことが前提となります。
・中高生向けのサービスは問題ありませんか?
→問題ありません。
ミニアプリ開発に興味を持ったあなたに!
YJキャピタルでは、ミニアプリ開発に特化したプログラムであるPayPayアクセラレータープログラムをPayPay、East Venturesと共同運営しています。
11月18日(水)第二弾イベントとして、PayPayプロダクト部からAmit Bhasin氏をゲストに招き、ミニアプリの開発フローをご紹介する「PayPayプロダクトチームによる開発者向け説明会」を開催します。
ご興味ある方は、ぜひ次回イベントもご参加ください!
■概要
中国、東南アジアをはじめとした各国でデベロッパーが増加するミニアプリ開発について、Paytmなどの決済アプリ開発での経験豊富なAmitさんから解説していきます!
※日米同時通訳付きのwebinarのため、日本語で視聴可能です
ミニアプリでサービスリリースするメリットや、必要な開発環境など、ミニアプリ開発に踏み出すのに必要な情報をお伝えします。
■応募URL
以下URLよりお申し込みください。お申込みいただいたメールアドレスまで、イベント参加用URLを送付いたします。
https://paypay.zoom.us/webinar/register/WN__TX15LmJTCu7KnmtxeoFnQ
「PayPay Accelerator Program」について
「PayPay Accelerator Program」は、PayPay、YJキャピタル、East Venturesの3社が協同で提供するプログラムで、参加するスタートアップ企業に対し、PayPayによる技術的支援とYJキャピタルおよびEast Venturesによるビジネス面におけるメンタリングサポートを行います。参加対象となるスタートアップ企業は、業種は問わず、アーリーステージ(※1)の企業が対象で、本プログラムで完成したプロダクトを全国で3,300万人以上(※2)が利用する「PayPay」のミニアプリとして提供(※3)できます。
PayPayは、10月26日より開発者向けツール「PayPay for Developers」上でミニアプリに関するオープンAPIの提供を開始しました。オープンAPIを公開するだけでなく、「PayPay Accelerator Program」を提供することで、スタートアップ企業の先進的な技術、斬新なアイディアとのシナジーで、ユーザーの生活をもっと豊かで便利にする「スーパーアプリ」化を促進するようなミニアプリの提供、拡充を目指します。
<ミニアプリに関するオープンAPI提供開始について>
https://about.paypay.ne.jp/pr/20201026/01/
募集内容およびスケジュール、参加企業への特典などの詳細はプログラム公式HPをご覧ください。
<プログラムHP>
http://accelerator.paypay.ne.jp/
※1 自社提供のプロダクトがすでにある、シリーズA以前のスタートアップ企業を主な対象としています
※2 アカウント登録を行ったユーザーの数です。(2020年10月19日時点)
※3 企業が自社サービスをミニアプリとして提供を開始するためには、「PayPay for Developers」で加盟店登録を行い、所定の審査に通過した場合のみ可能です。また、本プログラムにおいては、最終成果報告会において承認されたサービスにつき、ミニアプリとして提供を開始する予定です。