CODEGYMへの投資

by 内丸拓

Z Venture Capitalは、コーチング指導・短期ブートキャンプ形式のプログラミング教育の機会を社会人・学生向けに展開する「CODEGYM」に対して、シリーズAラウンドにリード投資家として出資します。

「もう一度、スキルを学び直して、新たな一歩を踏み出したい」

その希望を現実へと繋ぐのがCODEGYMです。

学び直しの際、負担の1つに挙げられるのが「授業料」です。これを軽減するため、CODEGYMでは「出世払い」で授業料を支払う仕組みを導入しています。
この仕組みは、ISA(Income Share Agreement:所得分配契約)と呼ばれ、初期コストが無料のオンライン教育を提供し、就職後の収入から授業料を支払うというものです。

CODEGYMでは、出世払いを活用し、高い意欲を持って学ぶ利用者も多く、すでに数百社以上のIT/Webといった成長企業に卒業生の内定・就職支援が行われています。

私は実際に学生向けブートキャンプ「CODEGYM Academy」を見学しました。この中で学生同士が自発的に学び、リーダーシップを発揮していく姿を見て、「より事業を拡げてほしい」と強く感じました。

(授業のイメージ) 

今後IT産業は、AIによる産業革命、ブロックチェーンをベースとしたWeb3.0の広がりなどを背景に、ますます人材の重要性が高まっていくことが予想されます。
一方で経済産業省によると、2030年までに最大80万人のIT人材が不足し、必要となるスキルも高度化するとされています*1。こうした中でも、残念ながら日本のIT人材のスキルアップに対する意識は諸外国と比較して低く*2、各企業が提供しているスキルアップ制度の満足度も低い状況です*3

この状況に一石を投じ、プログラミング教育を通じて、日本のIT/Web産業をリードしていく人材を輩出していくことができるのがCODEGYMであり、EduTech企業へと大きく羽ばたいていくと確信しています。

CODEGYMの挑戦。Z Venture Capitalとして全力でサポートしていきます!

CODEGYM採用情報はこちら

※1:経済産業省「IT人材需給に関する調査」
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf
※2:経済産業省「我が国におけるIT人材の動向」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/001_s01_00.pdf
※3:経済産業省「IT人材育成の状況等について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf